幻想とは何か

幻想という言葉があります。人は、真実を見ているようで見ていないのです。思い込みの中で生きているとも言えます。「人は思い込みのサングラスを通して世の中を見ている」などと表現されることもあります。

人を苦しめる幻想は千差万別ですが、一例を取り上げてみます。

いつも、場の空気を乱さないようにしていなければならない。
自分は人から好かれない。
自分はどこの集団にも属することができない。
怒りなどのネガティブな感情は感じてはいけないし、ましてや表現などしてはいけない。
誘われたら必ずOKしなければならない。
自分の人生など、生きてはいけない。
幸せになってはいけない。
思ったことを言ってはいけない。

幻想はどこで作り上げられるのでしょうか
原則として人としてこの世に生を受けた瞬間はすべてがゼロのはずです
このゼロの瞬間にトラウマなどはありません。

すべての幻想は後天的に作り上げられます。
自分には選びようもなく、宿命的に体験させられることでしょう。

ほとんどの人が見ているのは真実ではなく、どこかその人独自に作られたフィルターを通して見ている独自世界だと思います。

幼児期の様々な体験によって否が応でも多少の幻想は作られるものですが、それによって人同士がつながることが難しくなります。従って、それを意図して軽減していく作業が必要とも言えます。

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