家族の持つ意味

人間関係の力学を学んだとき初めて分かったことがありました。
カウンセラー養成講座で家族療法を学んだときにも、
そして、「かみさまとのやくそく」という自主上映の映画を見たときにも同じ事を感じました。

それは、生まれてくる子供というのは成育する家族の中である役割を担うようになると言うことです。家族のバランスをとるために、です。

ある子供は暗い家族の雰囲気を見て育ち、みんなを励ますために明るく振る舞うという役割を担うようになる。
ある子供は全く上と同じ家庭に生まれても、逆に自分が一番暗いところに落ち込むことで相対的に他の家族を支えようとする。

ある子供は窮屈で制限的な考え方をする親を自由にするために、壊す役割を担うようになる。
ある子供は全く上と同じ家庭に生まれても、先祖代々の考え方を受け継ぐ役割を担うようになる。

さらに不思議なことは、生まれてくる前に子供の方が親を選んでいると言うことです。
なぜでしょうか。

ある考え方によれば、学びのためと言います。しかしまた別の考え方によれば、親を助けるためとも言います。
親は子から学ぶとよく言います。この意味はつまり、愛は子供から学ぶものだからなのだと思います。生まれたばかりの赤子は愛が100パーセントの状態なのだと思います。愛のパーセンテージが落ちている大人は、赤子から愛を学ぶ必要があるのです。

子供の発するメッセージを受け止められない親もいます。子供とは自分の思い通りになるべきものであると思っていれば、そこに学びも喜びもないでしょう

学べば学ぶほど世界のパラドックスを感じます。

親が子供を愛するのではなく、実は子供が親を愛しているのです。

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