人間の大きさ・小ささ

個人的なことですが、最近はよくテレビ東京でやっている韓流ドラマをよく見ます。

なぜこれほどに惹かれるのかというと、主人公の見ているものが大きいからですね。個人的な幸せとか、個人的な成功とか、誰も求めていないのです。もちろん韓流ドラマにも色々あるので一概には言えませんが、最近見ているものでは「大風水」があります。

イ・ソンゲ将軍が命を賭けて戦うのも、民のためなのですね。自分のためではありません。このアイデンティティの大きさが惹かれるところなんだろうなあと思います。

戦後70年になる日本は、輸入された個人主義によって随分小さなアイデンティティの人間が量産されたと思います。人間は、アイデンティティが小さくなればなるほど力を失い、可能性を失うのです。人間が小さい人はよく蔑まれたりするものですが、これは洗脳や教育によっても引き起こされます。いわば環境による結果体なのです。アイデンティティが小さいことは教育の結果なのです。

体の自分を自分だと思うアイデンティティは、西洋主義的な発想です。今現在カウンセリングで用いられている心理学的な手法は、西洋発の思想に基づいたものが主流でしょう。しかし、それは日本人には合わないと思います。西洋は極めて分析主義的です。

対して東洋は、東洋医学に代表されるように、もっと全体的なものです。部分だけを切り取って扱うことが決して適切ではないことを分かっているからです。従って、心を取り扱うときに西洋の考え方を絶対視することは極めて制限的なものになると考えます。心とはそんなものではないのです。

アイデンティティが小さいというのは幻想に過ぎないのです。そこから目覚めることが、人間が力を取り戻すこととイコールであると思います。

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